地域の行事「第4回八郷フェスタin伊坂ダム」 | |
● 日 時 | 平成23年11月20日(日) 9:30〜15:00 |
● 場 所 | 伊坂ダム周辺 |
● 主 催 | 八郷地区連合自治体・八郷地区活性化推進協議会 |
平成23年11月20日(日)、四日市の伊坂ダムで開催された「八郷フェスタ」に、地元八郷小学校・八郷西小学校の子どもたちが「やるぞ!こども会議」として参加しました! 当日は冷たい風が吹き、ときおり雨もぱらつく天気でしたが、ダム湖のほとりで元気に会場を盛り上げました。 学校を飛び出し、地域社会の一員として子どもたちが取り組んだ「こども会議」の企画から運営までの軌跡をご紹介します。 |
グループ | 八郷西小学校グループ | 八郷小学校グループ | ||
日時 | 内 容 | 日時 | 内 容 | |
第1回 会議 |
7/28 | 昨年のこども会議の紹介・今年の進め方・活動予定等の説明 昨年のイベントを参考に絞り込み、改善し、両校のふれあい(対決)イベントを検討 担当するイベントはお菓子作りでほぼまとまる |
8/5 | 昨年のこども会議の紹介・今年の進め方・活動予定等の説明 昨年のイベントを参考に、やりたい事・やめた方がよい事・改善点・両校のふれあい(対決)イベントを検討 |
第2回 会議 |
8/18 | イベントは話し合いの結果、東北へキャンドルを送る・お菓子の店・ダンボール迷路・アイス屋・三輪車レースに絞り込む | 8/18 | 話し合いの結果、イベントを自転車リレーと巨大すごろくに絞り込む |
第3回 会議 |
9/1 | メインイベントは、地元の米粉のお菓子と飲み物屋さん・三輪車レースに決定 東北に何かを送ることは今回は見合わせる。 |
9/2 | 自転車リレー・巨大すごろくの詳細を各班で打合せ 次回の合同会議に向けての準備・発表の練習 ふれあい(対決)イベントの検討 |
第1回 | 第2回 | 第3回 |
イベント内容を検討する中で、「東北にキャンドルなどを送れないか」という案も出ました。 子どもたちなりに時事を見つめ、力になりたいという気持ちを持っている事は嬉しいですね。 |
第1回 | 第2回 | 第3回 |
3回ずつの学校別会議を経て、第4回は初の (9/17) |
各班から、お菓子屋さん・三輪車グランプリ・自転車リレー・巨大すごろくのルール、準備、進め方などを発表。 サポート役の大人を交えての班別打合せ。 |
本番はもう目の前!第5回、最後の会議は各校で (11/6) |
八郷西小学校のみんなはイベント会場の 現地調査に赴きました。 (写真はお菓子屋さんの会場) |
八郷小学校では、当日に向けての最終確認。 サポート役の大人の意見も積極的に聞きました。 地元ケーブルテレビの取材も受けたよ! |
全5回の会議のほかにも、地元ショッピングセンターで行われた防火・防災フェスタに参加してのPR活動や、各学校での呼びかけ、チラシ・ポスター作りなど、子どもたちは精力的に準備を進めてきました。 主催者側は、子どもたちの頑張りを周囲の大人たちに広くに知ってもらい、それをきっかけに地域活動への関心が広がっていけば・・・と、地域活性化に向け期待を寄せています。 今回の体験が子どもたちの地域社会の一員としての成長にもつながることは言うまでもありません。 そして・・・いよいよイベント当日を迎えます!!! |
「やるぞ!こども会議」が担当する4つのコーナー | ||||||||||||||
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話し合いと試作を重ね、この日のために用意されたスイーツは・・・
左上 米粉の雪玉クッキー 右上 米粉ドーナツ 下 米粉クレープ ・・・の3種盛り合わせ♪ |
お昼前にはチケットがなくなる 盛況ぶりでした |
注文したドリンクとともに ホールスタッフが運んでくれます |
デコレーションもお手のもの! |
地元の特産品を使おう!と、三重県産の米粉を原料にメニューを考えました。
盛り付けにもひとりひとりのセンスが光ります。
なによりのおもてなしは、子どもたちの充実感あふれる笑顔!!
四日市の地図になぞらえたコースを、大きなサイコロを振りながら進みます。 ゴールの景品を目指しスタート!! |
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待ち受ける三重県クイズ・四日市クイズ・八郷クイズの難問(?)に挑戦! |
F1グランプリのテーマが流れる グリッドを勢いよくスタート! |
カーテン障害を抜けると・・・ | 最大の難関「落ち葉障害」!! 容赦なく降り注ぐ大量の落ち葉が 行く手を阻む!! |
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続く「コーン障害」・「スロープ」をクリアすれば栄光のゴールです。
子どもはもちろん大人も参戦可!
ちいさなペダルにみんな悪戦苦闘でした・・・
既設のモトクロスコースをそのまま使ってのスリリングなレース。 3人がリストバンドをつないでリレーします。 みんな元気にスタートラインを飛び出していきます。 応援の声にも力が入る!!! |
スタートのピストルを待つ、ドキドキの一瞬です |
要所要所に大人の監視員を配置し、安全面もしっかり考慮 | 結構起伏のあるポイントも「見た目ほど怖くないよ!」 | 坂を上り切ったらゴール!自転車を降りて押す子も続出 |
フェスタ当日に向けて、子どもたちは夏以降何度も会議を開き話し合ってきました。 企画から始まり試行錯誤を重ね、当日はみんなが存分に力を発揮してイベントを成功させました。 「準備、たいへんな事とかあった?」と聞いてみても「なかったよー!」と屈託のない返事が返ってきます。 仲間と一緒なら、きっと苦労は半分に、喜びは何百倍にもなりますよね。 この日までの楽しさと充実感や達成感、お世話になった地域の方々への感謝を忘れず、 来年はまた新しいリーダーを擁した子どもたちがこの八郷に笑顔をもたらしてくれることでしょう。 そんな子どもたちを取りまく周囲の大人たちは、まずはすべてを子どもたちに任せて、 必要な時には手を差し伸べるという姿勢で、絶えず笑顔で子どもたちを見守っていました。 こうした地域ぐるみの取り組みが、子どもたちを地域の一員として育み、このフェスタを支えているのですね。 |
フェスタの賑わいが落ち着いた頃、広いダム湖の向こうに虹が・・・!
カフェ「Happy Rainbow」のみんなは、この虹を見たでしょうか・・・